就職偏差値とは?偏差値が高い企業に就職した人は勝ち組なの?

就活を始める上で、企業を選ぶ軸は自分の将来を決定するために非常に重要です。

 

その中で、多くの人が気にしてしまう就職偏差値、ランキング。

 

果たして、この偏差値、ランキングにどこまで意味があるものなのか?について議論してみましょう。

 

1.そもそも就職偏差値とは?

就職偏差値のランキングでは、ウェブ上に多くの有名企業が名を連ねています。

 

これらは、インターネット掲示板において議論された結果をライターさんが、議論の結果と主観でランキングをつけています。

 

ランキングが上位の企業は、有名大学の出身者が多く、年収も高い大企業が上位を占めています。

 

これらの情報を元に偏差値やランキングがつけられています。しかし、東大を何人、早慶出身者を何人採用したかなどの具体的な情報を公開している企業は多くありません。

 

果たして、どのように企業に偏差値をつけているのでしょうか。

 

そもそも、偏差値の定義を考えると(具体的な計算方法ではなく)、企業の偏差値を算出することなど不可能なのです。

 

学校でテストを受けると、点数とは別に偏差値という数字を目にすると思います。この偏差値とは、自分のスコアが受験者全体に対して、どの程度、良かったのか悪かったのかを測る指標です。

 

自分の点数が仮に100点でも、ほかの人たちもほとんど100点であれば、特に良い点数ではありませんよね?

 

もし、ほとんどの人が20点しか取れていない中、100点であれば相対的に良い点数です。この場合、偏差値は高くなります。

 

つまり、企業に偏差値をつけるためには、日本の企業全てが、共通の試験を受ける必要があります。しかし、実際には企業が試験を受けることなど出来ません。

 

結果として企業に本来の意味の偏差値を求めることは不可能なのです。

 

2.就職偏差値に意味はない?

 

企業に本来の偏差値を求めることは不可能ですが、間接的に偏差値を求めることは可能です。

 

新入社員の出身者大学の偏差値を、重みをつけて計算します。

 

仮に株式会社Aの新入社員が以下の内容であれば(偏差値は仮)

 

偏差値70  東大:5人           

偏差値65  京大:5人

偏差値50  日本大学:10人

 

株式会社Aの偏差値は

70× 5/20 +65 × 5/20 + 50 × 10/20 = 58.75

 

となります。

 

しかし、四季報を見ても出身大学の内訳を明示している企業は多くありません。

 

結果として間接的にも企業の偏差値を算出する事は不可能です。

 

ですので、私はウェブ上にある就職偏差値にはまったく意味が無いと思っています。

 

3.まとめ

 

ウェブ上にある就職偏差値が高い企業に就職できた人たちは、少なからず簡単に内定を勝ち取った訳ではない事は事実です。

 

もちろん、偏差値が高い企業は必然的に年収も高い企業ばかりです。

 

そういった面では、勝ち組と言っても間違いでは無いと思います。

 

しかし、個人的に勝ち組な人は仕事を楽しいと思える所で働いている人だと思っています。

 

就活をする際は、自己分析や社会人の話をたくさん聞き、楽しいと思える企業に出会えることが重要ですね。